10.16.2009
描いてはいるんですが…
笠井一男
空いた時間にいままで描いたスケッチや写真も参考にしながら描いています。
どうも調子が出ない。大事なポイントをつかめていないのでブレるんです。
描きたいことばかり先行して手が追い付かない状態。まだまだウォーミングアップが
足りない。
今回は手数を少なく、勢いやフィーリングで行こうと思っているので、手が先行する
くらいでいいのにこの状態はまずい。ちょっと焦ってきた(汗)
10.8.2009
東京描写MAP追加
笠井一男
こんにちは。水彩堂スタッフです。
先日のスケッチの際に笠井氏と訪れたギャラリーを東京描写MAPに追加しました。
イラストレーションを中心とした展示が多く、行った日もかわいいイラスト展をやっていました。
笠井氏もパルコ時代に良く訪れていたそうです。
10.6.2009
雨の表参道
笠井一男
昭和歌謡みたいな題名になってしまいましたが、日本人と雨は切り離せないなぁと思いました。。
どんなにおしゃれでポジティヴでインターナショナルでも、しとしと降る雨の中を律義に傘をさして歩く姿は、日本人が一番似合う気がする。
世界中どこだって雨は降るけど、体や傘で受ける受け方が違うんじゃないかな。どう違うかって、乱暴に言うと外人(日本人以外)は雨を弾き返してるけど、日本人は体に取り込んでいるっていうか。。。決して楽しんでいるわけではなく、ただ普通に受け入れている感じ。えっと、表参道を歩く人たちを見て勝手に思っただけです。
10.5.2009
例えば、会場のプランは。。。
笠井一男
もう10月に入り、個展まで70日を切りました。
本番の絵を描く前に、会場のこととか、告知のこととかばかりアイデアが出てきて、主役の絵が後回しになってきた気がして焦ります(汗)。でも、会場が青山であることや、会場が外から丸見えであることも考えて制作する必要があると思いますので、段取りとしてはこれでいいんですけど。
で、こんなプランを思いついたのでメモしておきました。まだまだ検討の余地大ですが、ちょっと面白いかも。
原宿表参道って明治通りを底に原宿駅方面と青山通り方面になだらかな坂になっているので、人波を面白い角度で見ることができるんですね。
オシャレな人波を俯瞰するようなイメージで、壁の下半分はスケッチした人でいっぱいに埋め尽くしたら… 要検討。
10.2.2009
スケッチ
笠井一男
こんにちは、水彩堂スタッフです。
本日はあいにくの雨。
上の写真に笠井氏が写っていますがわかりますか?
二階から街行く人を眺めスケッチをしている所にお邪魔してきました。
通り過ぎる一瞬をとらえてさらさらと何枚も描き上げていました。
前回の日記の写真のようなスケッチがどんどん出来上がっています。
傘をさす人物も絵になりますね。

どのくらい人物スケッチが増えるか楽しみですね!

笠井一男

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東京描写MAPに今日スケッチした場所を追加しました。
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9.30.2009
群衆

1点ごとの完成度は低いですが、“群衆”になると面白いかも。。。すこしヒントが見つかった・か・も・し・れ・な・い。。。
手を動かして枚数描いてると何か答えらしきものが見えてきて、それが正解の時もあるし、まったくピント外れの時もある。
その答えはちょっと時間が経たないと判断できない場合が多いですが、何も動かずじっと考えているだけではDEATH SPIRALに陥るのが分かっているので、私の場合、「迷ったらまずやってみよう」という風にしています。

参考URL
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/
question_detail/q1211102072?fr=rcmd_%20chie_detail



9.28.2009
只今、ウォーミングアップ中。
秋の日を浴びて、長くなった影をお共に颯爽と歩く人が描きたいと思い、歩道橋の上からずっと眺めていました。皆おしゃれで、それぞれ個性的。やっぱり世界が注目する街だと実感しました。
音楽を聴きながら見ていると、それぞれに違う目的で歩いている人々が、なぜかみんなダンスを踊っているように見えたり、次から次へ現れるファッションショーのモデルのようにも見えたり、本当に面白い!かなりラフな感じで、人の動きとおしゃれな空気が出ればいいんだけどなぁ。これは、お習字のように枚数描いてウォーミングアップしないと描けないな。

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東京描写MAPに文中に出てくる歩道橋を追加しました。
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9.25.2009
東京描写MAP追加
こんにちは。水彩堂スタッフです。
"about KAZUO KASAI"のページの笠井氏の写真はご覧になりましたか?
東南アジアの方の食堂? 旅行した時の写真?と思われる方もいるとは思いますが実はこれも原宿なんです。表参道から一歩入った所にある「Ciao! Bamboo」というお店です。屋台食堂を再現したようなお店でその一角だけ東南アジアへいったような気分になれます。この時期は涼しいので気持ちよくお酒も飲めそうですね。

こちらのお店を東京描写MAPに追加しました。

9.24.2009
“東京描写”が始まります text by Kazuo Kasai
東京描写こんにちは。笠井です。
皆さん、シルバーウィークは満喫されましたか? 
私は天邪鬼なのか、人が活動的な時はジッと沈潜することにしています。現地(青山・原宿)は普段と違う様相だろうと察しがつくので、このシルバーウィーク中は画塾で本格始動のためのウォーミングアップでもしようと思い、毎日アトリエに通っています。が、来てみるといろいろやることがあって(詳しくは横浜画塾HPに書きました)なかなか絵を描く態勢になりません。連休中はジッとネタを温めて、連休が明けたらDEVOTEしようと思います。

今回、Diary最初の原稿なので「どうして青山・原宿なのか?」というお話からしたいと思います。まず、水彩堂JAPANの事務所が近くにあり、水彩堂JAPANの親分・富岡さんがGALLERYコンセプト21のオーナーと親しいというのもあるんですが、それにも増して、私が会社時代からこの街が好きだったということが大きいと思います。一応、こう見えてもファッション関係の宣伝部にいたものですから、そういう目で街を見ることは日常的なことでした。会社の場所が渋谷でしたしネ。でも、そのころから原宿・青山の街そのものや道を行く人々が渋谷とはちょっと違うオーラを出していたのは事実。30年前も今もそれは変わらないんじゃないでしょうか?  "街のDNA" みたいなものがあって、いくら頑張っても渋谷は渋谷。 "ほのかな品" "ちょっとしたSNOBBISM" "力の抜けた街感覚" などは原宿・青山ならではの雰囲気だと思います。本当におしゃれを知っていて、心から楽しんでいる人たちが自然に集まって来たようなCREATIVITYもあって大好きです。 ということで、今回は今までとちょっと違った絵になりそうな気がします。「気負わず、力の抜けた作品になるといいな」と、私自身も興味津々です。
9.18.2009
東京描写 Diaryスタート
こんにちは。水彩堂スタッフです。
2009年12月10日から開催の笠井一男水彩画展「東京描写」のホームページがオープンしました。今回の会場は表参道にあるギャラリー・コンセプト21。以前、永山先生とお二人で講評会をやって頂いた場所です。ということで、個展では青山や原宿を中心とした風景、人、モノなどを描く予定でいるそうです。

このホームページでは個展までの様々な情報をお伝えしていこうと思っています。
さらに東京描写MAPでは笠井氏が絵を描く際に訪れた場所や立ち寄った場所を地図にして青山・原宿周辺のお薦めMAPを制作していきたいと思いますのでお楽しみに。

先週の金曜日に早速個展に向けて笠井氏がロケハンをしに原宿に来たので一緒に同行させてもらいました。普通に歩いていてもおもしろい原宿ですが、絵を描くといういつもと違う視点で見ると色々な発見があってさらにおもしろいですね。一本通りを入れば上の写真のような静かな小道があったり。。若者と地元の方たちが密接した感じが独特な情景をつくっているような気がします。
そんな“東京の青山・原宿”を笠井氏の視点でどう描くのか楽しみですね。

随時、色々な情報を更新していきますのでお楽しみに!